マンガの歴史⑤戦後(昭和)編

戦争中はマンガ雑誌の廃刊や中止などにより作品を見ることができませんでしたが、戦後になると悲しい気持ちを吹き飛ばそうとするような作品が多数誕生しました。 高度経済成長による日本の発展に伴う形でマンガも活気を帯び始め、今まで以上に多種多様なものが生まれました。 今でも伝説的な人気を誇るマンガ家や作品が出てきて、娯楽として確固たる地位を築いています。

戦後を代表するマンガ家について

戦後になると今の時代を生きる我々にもなじみ深いマンガ家が多数登場するようになりますが、その代表格は手塚治虫でしょう。 鉄腕アトムやブラックジャックなどは誰でも一度は名前を聞いた事があるでしょうし、特徴的なキャラクターデザインは見るものを釘付けにしました。 世界に引き込まれていく独自性溢れるストーリー展開はこのマンガ家ならではであり、このストーリーの作り方は現代にも受け継がれています。

またサザエさんなどを生み出した長谷川町子も特筆すべき存在であり、シンプルな内容ながらも当時から愛され、テレビアニメは今でも放映されています。 これほどまでに長期間にわたって国民に愛されているマンガ作品というのは非常に珍しく、まさに戦後の時代だからこそ生み出すことができたといっても過言ではありません。 その他にも赤塚不二夫や藤子・F・不二雄のような不世出のマンガ家も多くいて、戦後の昭和時代の彩ってくれました。

より細かなマンガ分類が行われるようになった

少年マンガ、少女マンガ、青年マンガやアダルトマンガなどがありますが、これらの分類は戦後の昭和時代に行われるようになったといえます。 少年マンガのような作品はそれ以前からありましたが、キラキラした世界感の中で生きる少女が活躍する少女マンガはまさにこの時代が生み出し、多くの少女に影響を与えました。

そしてマンガのストーリー内容にも幅が生まれ、独自の世界観を作り上げてその中でキャラクターが活躍する作品が多数出てきて、その代表格がドラゴンボールやキン肉マン、などです。 スポーツマンガも増えて、例えばキャプテン翼は日本内外の子供たちに影響を与えて多くのサッカー選手を生み出しています。 その他にもこちら葛飾区亀有公園前派出所のような長期にわたって人気を博すギャグマンガもこの時期に生まれ、戦後(昭和)はマンガにとって成熟のときだったといえます。

おわりに

戦争による抑圧が終了し、マンガ家が自由に作品作りができるようになった結果、多くの人たちに愛される作品が多数生まれました。 現在のマンガにも通じる部分が多数あり、伝説的なマンガ家や作品も多数登場しています。 より細かな棲み分けがなされ、またストーリー内容の幅広さが非常に増したこともこの時代の特徴でしょう。次回は最終回、マンガの歴史平成編です!

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