マンガ制作のポイント~4コマ漫画の作り方②~

ビジネス活用
マンガ制作のポイント 4コマ漫画の作り方②

4コママンガは気軽に読むことができるため多くの人に支持されており、様々な媒体に掲載されています。
だからこそ、マンガ広告の制作の際には4コママンガの有効活用が求められます。

ただ、制作の際に様々な部分に注意をすることが大切です。
そこで今回は、4コママンガの制作に関するポイントをについて解説します。

読み手との期待を良い意味で裏切る展開作り

長編のマンガに比べて4コママンガはコマ数が少ないので、大幅に何かを変えることはあまり出来ません。
だからこそ事細かな部分で工夫をしなくてはならないので、読み手が想像しているものとは違う展開、いわゆる裏切りを作品の中に設けましょう。
もちろんここで言う裏切りは悪い意味ではなく、良い意味の裏切りです。
読み手が想像もできないような展開に持ち込むことでより、面白さが増すでしょう。
「え?びっくりした」と思わせるような内容であれば作品に食い付いてもらうことができ、オチにも繋がります。

起承転結のうち結のコマでオチをつけることが一般的ですので、マンガ広告の読者層を想定した上でその内容を考えましょう。
オチに持ってくる内容としてはシュールなものが良いのか、それともストレートな表現が良いのかなど状況によって様々異なるので、状況に応じて柔軟に考えてください。

オチを工夫して4コマ漫画の質を高める

マンガ制作はどんな作品の場合にも基本的にはオチを設けますが、4コママンガの場合はこのオチの落差の大きさが面白さに直結します。
4コママンガの質を決めるのは4コマ目といっても過言ではないでしょう。
4コマ目はいわゆるオチの部分ですか、4コマ目をより良くするためには起承転結の転以前の部分の1から3コマ目も工夫することも必要です。
また3コマ目の転の部分が4コマ目のオチの誘導役を果たすこともあるので、4コマ目でぼける際には3コマ目でその伏線を張るようにしましょう。

オチのつけ方はいろいろありますが、あえて曖昧なまま終わらせるという手法も使われています。
そのほかにはボケに対してツッコミを入れる部分を導入したり、シュールな場面を作るといった方法もあります。
そしてありえないような内容を3コマ目と4コマ目にかぶせて驚きの展開を作ることもあるでしょう。

マンガ広告の場合にもオチ作りはポイントになりますので。4コマ目の内容はよく考えて制作しましょう。

おわりに

4コママンガのマンガ制作を考える場合に、オチは非常に大きな役目を持ちます。
読み手の期待を良い意味で裏切ったり、読者層に合ったボケを用意することも不可欠なことです。
マンガ制作を進める場合には、制作側とよく話し合った上で展開を進めると、より良いマンガ広告が出来上がるでしょう。

マンガ広告の制作にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。