歯科医院の集客(集患)に効果的なマンガ広告とは?
歯科医院はコンビニより多く全国68,447箇所(2019年)もあり、報道で過当競争が指摘されています。集患はどこの歯科医院様にも頭が痛いお悩みではないでしょうか?
当競争で集客(集患)に困る歯科医院
しかし、なぜこんなに歯科医院が増えたのでしょうか。
原因は昭和40年ごろ、虫歯が社会問題化し、歯科医院が不足したためです。国は対策として歯学部のある大学を多数作りました。このため、歯科医院数は右肩上がりで増え続けました。
1996年(平成8年)全国59,357箇所だった歯科医院数は、2016年(平成28年)全国68,940箇所まで増えましたが、さすがに過当競争に陥った歯科医院数は2019年(平成31年・令和元年)68,447箇所と、微減に転じています。
(出典:厚生労働省 医療施設動態調査(平成31年1月末概数) https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/isc/kekka-1.html https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/16/dl/02_01.pdf https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m19/dl/is1901_01.pdf<./p>
マンガ広告が集客(集患)に悩む歯科医院を救う?
さて、ここで意外な注目を集めているのが歯科医院のマンガ広告なのです。
実は、直近の厚生労働省の広告ガイドラインでは、下記のようにありますので、マンガ広告は利用可能と考えられます。「法又は広告告示により広告が可能とされた事項については、文字だけではなく、写真、イラスト、映像、音声等による表現も可能である。」
(出典:厚生労働省『医療法における病院等の広告規制について』) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000206548.pdf
歯科医院のマンガ広告の利点
まず圧倒的な分かりやすさです。文字だけで理解するより、格段に理解力は上がります。
そのうえ、クリック単価が安く費用対効果が良いバナー広告でも配信できますので、集客効果が高いです。これについては、後述の検索連動型リスティング広告、医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針 (医療広告ガイドライン)等についてSEO対策、新聞広告と比べても強い広告だと言えます。
院の強みを最大限に表現
また、先生の得意分野を丁寧に絵と文章で解説できるので、価格競争の争いから一歩抜け出すことができます。
他院との無理のない差別化
自分の歯科医院の美点を強調するときにマンガ広告はうってつけです。
例えば、「世のため人のためにやっている、医は仁術」と文字で書くより、先生の絵と大ゴマで訴えている絵の方が、はるかに強く顧客に印象を与えることができます。
先生を医療マンガのヒーローのように描写できるため、権威性を持たせることも出来ます。
日本人に馴染み深い「医療マンガ」
そもそも日本人にとって医療行為と絵は深く結びついたものでした。現代の日本のマンガの元祖と言える江戸時代の浮世絵の中にも、虫歯の患者の歯を抜こうとする歯科医師が登場しています。
(出典:江戸ガイド) https://edo-g.com/blog/2016/08/cavity.html
現代日本の医療マンガの流行のハシリは、自らも医学博士だった「漫画の神様」手塚治虫の代表作の一つ『ブラック・ジャック』といわれています。この漫画は1973年から連載開始され、累計4564万部の大ヒット作品になりました。『ブラック・ジャック』はその後何度も実写ドラマ化、アニメ化されています。
上記のようなことから、医療マンガは日本人の心の中に深く根付いており、特に最近では医師の先生と患者間の信頼関係の醸成に効果があるとして、世界的にも注目されているのです。
(出典:一般社団法人「日本グラフィック・メディスン協会」) https://graphicmedicine.jp/projects/manga_project/
最後のひと押しに効く
このように、マンガ広告は集客効果だけではなく、治療に安心感と信頼感をもたらす効果があるので、マンガ広告を導入していない歯科医院と、そうではない歯科医院とで患者が受診を迷っていた場合、最後の一押しになることが期待できます。
読者は患者の疑似体験ができる
マンガの読者は、登場人物に共感しながら読んでいきます。ということは、マンガの読者は歯科診療の疑似体験が出来、不安感をなくして来院につなげることができるのです。
他の広告との比較
さて、現在、集客(集患に悩む)歯科医院様でも従来の口コミと電柱広告だけの集客では難しい、ということで各種の広告を行われているところが増えています。しかしながら、どの広告も一長一短があるのが実情です。これまで述べてきたマンガ広告と、他の広告とを比較してみましょう。
例えば、新聞の差込み広告・折込チラシは地域密着の広告手段として人気があります。
しかし、新聞の部数は全盛時の1997年の5377万部から、2019年は3780万部まで落ち込んでいます。以前のような広告効果は期待できないのが現状です。
(出典:http://www.garbagenews.net/archives/2013226.html)
歯科医院の中には、ビルの屋上などに乗せる野外広告や、新幹線や高速道路から見える「野立て看板」に注力して知名度を上げようとしているところもあります。
(出典:https://cuvic.com/magazine/2604.html)
しかし、野外広告・野立て看板は集客効果が計測できないのが悩みです。1件立てるごとに年間100万円掛かるとも言われる野外広告を、何本も立てたとして費用対効果はどうなのでしょうか?
検索連動型リスティング広告も人気がありますが、競合の歯科医院が多く広告を出しているため、上位表示にはやはりお金がかかることは否めません。
医療広告規制と従来広告との問題
こういう従来型の集客が更に厳しくなった理由として、近年、法令が改正され、厳しく広告内容が制限されるようになったことがあげられます。特に近年(平成30年)の改正では、下記が変わりました。
・看板で良く使われていたビフォーアフターの写真などが使えなくなる
・地域情報誌(フリーペーパー)でのクーポンの付与に制限がある
・患者の体験談が使えなくなった
従来の広告手段で使えないものが増え、歯科医院様のお悩みは深まっています。
他の広告との費用対効果の試算
マンガ広告(バナー広告含む)と、リスティングのみの場合で考えてみましょう。
「歯科」「虫歯 治療費」などというワードを上位表示させた場合、1クリックごとに479円~1,682円と、かなりの値段が掛かってしまいます。100人集めるために47,900円~168,200円もかかってしまう計算です。 (出典:google社キーワードツール)
それに比べるとマンガ広告のバナーは、1クリック当たり高くても100円、200円ですので、費用対効果は単にリスティング広告をしたときより格段に優れています。
googleの広告ネットワークは、
・雑誌・専門情報サイト(日経BP、食べログ、価格com、アスキー、教えてgoo)
・ポータルサイト(ライブドア、ニフティ、ビッグローブ)
・動画配信サイト(youtube、ニコニコ動画、アメーバTV)
への配信を行うことができ、ほぼネット上の主要メディアは網羅しています。
(出典:https://akicomp.com/ydn-gdn/ https://quartet-communications.com/info/listing/column/53293)
メディアミックスも可能!
ファインズはリスティング広告、バナー広告を始めとし、動画広告・動画制作やインディードの求人広告、フェイスブックやインスタグラムなどの広告も網羅した総合広告代理店です。マンガ制作プロダクションには出来ない、メディアミックス戦略も可能です。
まとめ
まとめますと、マンガ広告は歯科医院にうってつけであり、厚労省の広告ガイドラインの枠内で最大限の訴求ができる非常に優れた広告と言えるでしょう。
当社では過去の歯科医院のマンガの事例など、詳しいご説明を無料で行わせていただいております、お気軽にお声がけください。