Twitterでバズったマンガなどのコンテンツをまとめた結果見えてきたこと

ビジネス活用
マンガを使ったTwitterでのバズりをまとめてみました

「Twitterでバズったマンガなどのコンテンツをまとめた結果見えてきたこと」

企業がTwitterで自分の会社のPRをすることもすっかりお馴染みになりました。

新型コロナウイルスの影響でますますネットを使う人は増え、Twitterのアクティブユーザーはコロナ禍の中、2020年4月から6月の間で前の年の同じ期間に比べて34%も増加しています。
(朝日新聞デジタル『ツイッターの利用者、前年比34%増「途方もない伸び」』2020年7月25日、https://www.asahi.com/articles/ASN7S722GN7SUHBI01J.html)

ユーザーが増える中、どの企業も埋没しないよう広告効果を上げるためにツイートをバズらせようとしています。

しかし、下記の報道のようにうまくいくケースはまれです。

「創業135年の老舗醤油メーカー公式Twitter「フォロワー40人突破を上司に褒められた!」→なぜか1万RT→5時間でフォロワー1万人突破」

しかし、どのようなコンテンツを訴求すればバズるのでしょうか? 今回はTwitterでバズったコンテンツからその法則性を探ってみました。

「寝られないベット、怖そうなのに善人ばかりの学校、令和2年は人間の少女だった?」

ネットでバズったコンテンツをまとめているITメディア社の「ねとらぼ」というニュースサイトがあります。
その中でいくつかピックアップして、法則性を見てみましょう。

「ベッドの下が虹色に光る「ゲーミングベッド」が誕生! 「寝具がうるさい」「寝られないだろ!」とツッコミが殺到する(宮原れい,ねとらぼ)
(2020年8月30日、https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2008/30/news033.html)」

「転校先が怖そうな人ばかり → 善人しかいねえ! 平和な新生活を描いた漫画に「笑みがあふれる」「この学校通いたい」(コンタケ,ねとらぼ)
(2020年8月30日 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2008/30/news005.html)」

「「体調崩す」「加減覚えろ」 気候管理下手の令和ちゃん、7月梅雨、8月夏、9月秋のデジタル管理を導入し2年連続ドジっ子ぶりを発揮(コンタケ,ねとらぼ)
(2020年9月1日 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2009/01/news153.html)」

これらに共通するものは何でしょうか。

「バズったコンテンツの共通点、それはギャップ萌えだった?!」

バズったコンテンツの共通点は、「ギャップ萌え」というべき現象でした。
ギャップ萌えとは、心理学的には「ゲインロス効果」と呼ばれています。

つまり、「人に与えているマイナスの印象がプラスになった場合、その事象は二重三重に魅力的に見える」というものです。

例えば、「強面の人ばかりの学校だと思っていると、底抜けの善人ばかり」というマンガは、単なるいい人たちばかりの学校の話に比べ、読者に強烈な印象をもたらすことができます。

今年2020年(令和2年)はコロナの影響で少なくとも良いイメージを持つ人が少ないと思います。
しかし、それが人間の少女だったというギャップは相当なものです。しかも、台風などの希少変動の原因が「少女が慣れていない」という物語性を帯びています。

マンガではない、「光って寝にくいベッド」も、そもそもベットは寝るものですから明らかに用途としておかしいギャップがあります。
(参考:https://www.e-pachinko.org/news/2020/06/16/ゲインロス効果|マーケティングに役立つ行動心/

「ギャップ萌えを表現した媒体で多かったのはなぜマンガなのか?」

ギャップ萌えを文字で書いたとしても、それほど共感を得ることはありません。
やはり感情を揺さぶるためにはマンガと言うコンテンツの力が必要だったのです。

上記に引用した3つのツイートのうち2つは、画風は異なりますがマンガを使っていましたね。
マンガは誰にもわかりやすく、また低予算で比較的時間をかけずにコンテンツ作成を行うことができます。
ベッドを光らせるツイートは漫画を使っていませんが、工作が相当大変だったと思われます。

「マンガを作るといろいろな角度からバズらせることもできる」

マンガはわかりやすいので、バズりが広がりやすいという利点があります。
実際、ねとらぼ以外のサイトでも別の角度からバズらせているコンテンツがあります。

例えば「不良に見えるが実は善人ばかりの学校」のマンガは、
別の媒体「ガジェット通信」では、
「陰のうすい少年が「ガラの悪い生徒ばかりの学校」に転校した結果www」
という「影の薄い少年が一見悪そうに見えるがいい人ばかりの友達がたくさんできる」話としてネットメディアに掲載されています。

また、「2020年を擬人化した令和ちゃん」は
「「気候管理下手な子」から「秋が分かるようになった」!? 台風接近によるTwitterトレンド入りで『令和ちゃん』が再び脚光」

と、彼女のキャラ設定が変わったところに面白みを感じているようです。

Twitter社公式でも「令和ちゃん」をとりあげており、ねとらぼ→ガジェット通信→Twitter公式と三段跳びに人気が伸びていることが伺えます。
https://twitter.com/i/events/1300663156193124358

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いかがでしたか?バズらせるコンテンツとしてのマンガの有効性がおわかりいただけたでしょうか?
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