知らないと損!弁護士事務所・法律事務所の上手いマンガ広告の使い方
今回は弁護士を始めとする法律家の先生方(士業)のPR・宣伝でマンガ広告を使ってみたお話です。
法律家の先生(士業)の競争は激化している!
そもそも士業とは何でしょうか。
新聞の解説によれば、「弁護士や司法書士など「士」と呼ばれる専門性の高い国家資格の俗称。
「さむらいぎょう」とも呼ばれ、弁理士や海事代理士、行政書士も含まれている。
近年はファイナンシャル・プランニング技能士やマンション管理士など新たな士業も増えている。」ということです。
(https://kotobank.jp/word/%E5%A3%AB%E6%A5%AD-681491)
近年、弁護士業界は大手事務所の勢力が増しており、大きい案件を手掛け、広告予算を掛ける大手事務所と、街の小さな事務所の差が開いていると言われています。
司法書士事務所も過払い金を手掛け、テレビ・ラジオCMを大量に打つ大手司法書士と他の事務所に分かれており、社労士などの他の士業も多くの士業の先生を抱える大きい事務所が出現しています。
また、リーガルテックが契約書チェック、契約審査の自動化技術などの技術を引っさげ、これまで士業の先生が担っていた仕事を奪いつつあります。
(参照:『週刊東洋経済』2020年11月7日号)
ホームページ・SNSにも悩む先生が多いのも実情…
こんななか、下記のような報道がございました。
「最近は得意分野で一旗揚げようと、独立する若手も増えてきた。
ネットやSNSのトラブル処理や個人情報保護、マンション管理、ベンチャーへの法的サポートなどで特色を打ち出している」
と、東洋経済の前掲記事には書かれています。
つまり、専門分野をネットでPR・宣伝して、顧問契約を結ぶお客様を増やしたいという先生が増えているのです。
この傾向は弁護士ばかりではなく、士業いずれもいえることだと思われます。
しかし、専門分野はどれも一般の人にはわかりにくく、非常に多忙な先生がネットプロモーションだけに注力するのも難しいところがあり、
一部の有名な先生がSNSを使った情報発信に取り組まれているのが実情です。
実例・弁護士事務所・法律事務所のマンガ広告はこうしましょう!
当社は弁護士先生を始め、士業の先生方のPR・広告を手掛けてまいりましたが、 どの士業にも言えることがあります。それは、法律家のPR・宣伝はマンガ向きだということです。
単に専門分野を文字列で表現するのに比べ、マンガの場合は、わかりにくい専門業務分野を読者に瞬時に理解させることができます。
実際に子供に文章だけを読ませたときと、漫画を読ませたときの理解力テストの結果は、漫画を読ませたほうが点数が良かったという論文もあります。
(大久保紀一朗他『マンガの読解力と文章の読解力の関係性』教育メディア研究、2018)
よくわからない仕事をクライアントに理解させるにはマンガが最適なのです。
こういう考えから、当社はクライアントの先生方にマンガを積極的におすすめしてまいりました。
例えば、ある弁護士事務所様では、離婚を考える女性向けに、
「離婚を考えた場合、離婚をするだけだとあなたが損をしてしまう可能性がある。
自分の権利である慰謝料・ローン・子どもの親権・養育費なども考えるべきであり、
そこまで考えないと、不利益になりかねない。
そういうときには離婚を専門に扱う弁護士に相談すべき。
離婚問題は係争が長期にわたるケースもあるので、込み入った難事件も解決した先生が最適」というマンガを作成しました。
社労士の先生の集客にもマンガが有効!
社会保険労務士事務所のマンガ広告の例もございました。
この場合も、先生のお得意な分野である就業規則の修正をいかに顧客(顧問先企業)にアピールするかが課題でした。
色々考えた上で、以下のような構成にしています。
主人公は、先生ではなく「お客様」(会社の社長さん)としました。
これは、顧問先企業の増加をターゲットにしているためです。
お客様が労務トラブルのニュースを新聞で読み、不安になって就業規則を自分で直そうとするところから始まります。ところがそれがけっこう大変であることに気づきます。
これを読んだ社長さんは、「うーむ、そういえば、自社の就業規則はどうなっていたかな?」と「自分ごと」にすることで問い合わせを促進するわけです。
おわりに~法律家の皆様!ぜひマンガを検討してみてください!~
法律事務所にとって、マンガはうまく作り、活用できればとても効果的です。
先生の専門分野をマンガでアピールし、ターゲットが望む情報もマンガに登場させることもできるからです。
法律事務所の販促ツールとしてマンガを作りたいとお考えであれば、ぜひともマンガファクトリーにお問い合わせください。
経験と実績から最適なご提案をお出しします。