マンガ制作のポイント~4コマ漫画の作り方①~

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マンガ制作のポイント 4コマ漫画の作り方①

マンガ制作について考えた場合、一般的なストーリー作品を連想するケースもありますが、4コママンガも魅力的です。
4コママンガの特徴は、すぐに完結するので誰もが見やすく、様々なタイミングで活用可能というところにあります。
マンガ広告になかなか手が出しづらい企業であっても、既存の広告のちょっとしたアクセントとして追加することが出来ます。

シンプルな構成で小細工が効かない分、一見難しく感じる4コママンガですが、コツをしておけば作り方はそれほど難しくはありません。 そこで今回は、4コママンガの作り方のポイントについて解説します。

4コママンガ制作において重視すべきポイントとは

まずは設定を簡潔にすべきですが、これはコマ数が4つしかないので当然のことでしょう。
もし複雑な設定やストーリーを持ち込めば分かりにくくなるだけでなく、そもそも話の流れを書ききることができません。
シンプルさこそが4コマ漫画の魅力でもあるため、ある程度簡潔な設定を用いるようにしてください。

他にはセリフの分量もクオリティを高めるためには重要な役割を果たします。
通常の長編マンガの場合はセリフがある程度長くても問題ないのですが、4コマであればシンプルかつ分かりやすい短めのセリフが望ましいです。
しかし、ただ短ければ良いというわけではなく、話を展開させる重要なキーワードを含めることは意識する必要があります。

伝えたい内容のどこをセリフに取り入れるのか、というのを、あらかじめよく考えておくといいでしょう。

起承転結を意識して質を高める

そもそもコマの数が4つしかないため、細部まで取り入れた展開を生み出すことは難しいのですが、起承転結さえ表現できればとても優れた作品になります。
読み手もとても理解しやすくなるだけでなく、話の流れがスムーズになります。
高いレベルの4コマ漫画を作ることは簡単ではありませんが、起承転結を意識することにより質を高めることは可能です。

また、短い作品だからこそ何らかの驚き要素を含めるようにしましょう。
そうでないとストーリーが単調になりやすく、感動や驚きを読み手に与えないままマンガが終了してしまうので、特にマンガ広告の場合は広告としての効果が期待できなくなってしまいます。
短い作品の中でも、読み手の感情を動かせるような内容を含むことも大切なポイントです。

以上のようなポイントを把握することは、マンガ広告においても重要なことです。
通常のマンガ作品とは異なる点もいくつかありますが、コマが少ないからこそマンガ広告作りの時にも起承転結を重視しましょう。

おわりに

4コママンガを作る際にも、マンガ制作の基礎でもある自然なストーリー作りや起承転結がモノをいいます。
ストーリーの中に驚く要素を含ませ、またセリフはできるだけ簡潔で分かりやすく表現すると読み手が読みやすく、理解しやすくなります。

4コママンガの特徴を活かせれば、多くの人に見てもらえて、小さいスペースでも使えるというメリットに繋がります。
長編のストーリーを作るのが難しそう、と躊躇してる人でも、4コママンガであれば比較的簡単に作れますので、ぜひ一緒に作りましょう。

マンガ広告の制作にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。