2021年の広告トレンドはどうなる!(下)スマホ料金激変、コミック動画に新しい動き!

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2021年の広告トレンドはどうなる!(下)スマホ料金激変!…コミック動画に新しい動き!

来年は政府の方針もあり、スマホ料金が安くなることで大容量のコンテンツが好まれるようになり、これまでコミック動画を見なかった人も見るようになると思われます。

2021年の日本経済と、政府がスマホの料金値下げを推進する理由

2021年の「政府が取り組む5つの課題」は、下記のように2020年11月23日の菅首相のグロービズ経営大学院大学での講演で発表されています。

  1. デジタル化推進
  2. 地方創生(地銀再編)
  3. 多様性人材の雇用、自由貿易拡大
  4. 脱炭素社会の推進
  5. 不妊治療保険適用、待機児童対策、携帯電話料金引き下げ

(出典:雑誌『プレジデント』2021→2025完全予測の記事『菅義偉 国民目線で5つの当たり前を確実に実現する』)

特に、携帯電話料金の引き下げについては、2015年ぐらいからの政府の懸案事項だったと報じられています。

そもそも日本の携帯電話料金は外国と比較しても高く、月2GBプランで4割、5GBプランで5割ほど、欧米やアジアと比較しても高いと言われています(山田明『スマホ料金はなぜ高いのか』新潮新書)。

政府の働きかけに、キャリア側も答えており、NTTは12月3日に新料金プラン「ahamo(アハモ)」を打ち出しています。

月20GBが2980円(税抜)というこれまでからすれば安価なプランで、格安スマホの日本通信(Bモバイル)も16GBで月額1980円(税抜)というプランを打ち出して対抗しています。

スマホファーストはより加速し、Web系にも5Gの波が及ぶか?

前に述べたように、日本の携帯電話料金は諸外国に比べて高かったために、諸外国に比べて従来型の携帯電話を持っている人がこれまで多かったのです。

携帯電話料金の中に端末の料金も含まれるからです。従来型携帯電話が安く、スマホはそれに比べればやはり高いわけです。

yahooニュースの集計によれば、先進国のスマホ保有率(中央値)は76%ですが、日本は66%と諸外国に比べてもスマホの所有率が低いのです。(不破雷蔵『世界主要国のスマートフォン普及状況をさぐる(2019年時点最新版)』)

つまり、日本全国の人がスマホを持っているように考えがちですが、実際にはスマホ普及率は日本国民の7割弱にとどまっており、まだまだ従来型の、スマホコンテンツが見られない携帯電話も多いのが現状だったのです。

これは、携帯電話料金が下がることで変わっていき、動画が見られるスマホを持つ人が増えていくと考えられます。

5G(ファイブジー)の動画については、「高速大容量」「低遅延」「4K動画も可能」という利点があり、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの時に試合中継の一部が5Gで放映されました。

横浜国際競技場の試合を、東京の大画面のディスプレイに写してパブリックビューイングで観客に見せるというものです。

この企画はかなり好評だったようで、『週刊エコノミスト』では「現地のスタジアムにいるかのような臨場感」「選手の流れる汗や毛穴まで見えた」と報じています。

ドコモや日本通信の新料金プランがコミック動画に与える影響は?

ドコモ「アハモ」、日本通信「Bモバイル」のような大容量で安価なスマホ料金が普及すれば、これまで日本では他国に比べて遅れていた、スマホで動画を見る人も増えると考えられます。

サイバーエージェントの推計では、2021年の動画広告は3889億円に達すると見られ、2020年の2954億円から見ても増加すると考えられます。

来年もまだコロナの影響が残っていると見られますので、撮影を必要としないコミック動画も増えるものと考えてよいかと思います。

マンガファクトリーのコミック動画広告事例

それではここから、マンガファクトリーの実際のコミック動画の事例をご紹介したいと思います。

施工管理アプリ「HOUSE GATE」の使い方やメリットを紹介したコミック動画となっています。

施主、業者の2つの視点から物語を作っており、上記は施主向けとなっております。

業者向けもご覧になりたい方はコミック動画 施工管理アプリの紹介へ!

施主向け、業者向けともに不安な点、改善したい点がアプリ1つで解決できることをマンガで分かりやすく、かつ、動画で記憶に残るよう制作しました。

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2021年の広告トレンドはどうなる!(上)

https://manga-factory.net/column/6093

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上下ともにご覧いただきありがとうございました。

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