漫画家さん必見!ポートフォリオサイトの作り方とそのコツは?①
フリーランスで活躍する漫画家・クリエイターが、企業やクライアントにアピールするために重要なポートフォリオサイト。
「私はこんな作品を作っています」「私はこういう人物です」「こんな実績があります」と伝える、いわば漫画家の「顔」ともいえるでしょう。
しかし、いざポートフォリオサイトを作ろうと思っても、まずどうやってサイトを作るのか、どのように作品を載せたら良いのか…難しい点も多く、なかなかハードルが高いですよね。
そこで今回は、目的に適した、評価されるポートフォリオサイトを作るのにおすすめのサービス、また作成の際のコツをご紹介します!
①foriio -すべてのクリエイターにポートフォリオを。(無料 有料プラン有)
「30秒で作れるポートフォリオ」と謳われている通り、Web制作に関する知識が無くても簡単に作品を掲載できます。
クリエイター・作品のお気に入り機能やオファー機能もあるため、イラスト・漫画制作の仕事の依頼にも繋がりやすいのが嬉しいですね。
②POTOFU -まとめよう、活動のすべてを(無料)
2021年5月に正式リリースされた、活動をポートフォリオサイトとしてまとめられるサービスです。
Twitter、Instagram等のSNSに投稿した画像のうち、特定のハッシュタグをつけたものだけを表示する機能があるので、新たに作品をアップする手間もなく手軽にポートフォリオサイトが作れるのが特徴です。
一から作るポートフォリオサイトというよりはSNS等での活動をまとめるのが主なサービスのため、既に実績や活動が多い方や、サイトを一から作るのがちょっと面倒…という方に特におすすめです。
③Tumblr -作成、閲覧、交流、検索、沢山の楽しみ方があります。(無料 有料テンプレート有)
ブログやミニブログ、ソーシャルブックマークを統合したサービスで、SNS感覚でアプリから漫画、イラスト作品や文章を投稿できます。
投稿するだけならアプリから簡単に行えますし、逆にとことんこだわりたい!という方であれば、HTML/CSS等のWEB制作の知識があれば、かなり自由にページをカスタマイズできるのが魅力です。
テンプレートも無料・有料ともに多数用意されているので、簡単に投稿したいという方にも、ポートフォリオサイトで個性をアピールしたい!という方にもおすすめです。
④「自分のWEBサイト」として作りたい方は…
jimdo、wix、ペライチ、WordPressなどのホームページ制作サービスを使ってポートフォリオサイトを制作されているクリエイターも多いです。
しっかり自分のホームページとしてポートフォリオサイトを作りたい、という方はぜひこのようなサービスで作ってみてはいかがでしょうか。
ただしWordPressは、カスタマイズの自由度は高いですが別途サーバー管理等が必要なため、WEB制作の知識があって本格的なポートフォリオサイトを作りたい、という方におすすめです。
自分の目的と活動内容に合ったポートフォリオサイト作りが大切!
ポートフォリオサイトを作る際は、自分の作品を通してどのように伝えたいのか、外観にこだわるのか手軽に更新したいのか…目的やスタンスによって適切なサービスを選ぶことが大切です。
今回あげたサービスはすべて無料(※一部有料プランもあり)で使用できるので、ある程度制作物が増えてきたらぜひオリジナルのポートフォリオサイトを作ってみてはいかがでしょうか?
自身のポートフォリオサイトを用意しておくことは、漫画やイラストのお仕事依頼にも繋がります。
マンガファクトリーのクリエイター募集のフォーム内にもポートフォリオサイト記載欄があり、 記載頂いた場合、審査の評価、合否判断の参考にしております。
自身の活動スタイルに合ったポートフォリオサイト作りは、クリエイター・漫画家としての評価、そして仕事の依頼に大きく関わってくるといえるでしょう。
次回、漫画家を審査する漫画制作会社側から考える、より効果的なポートフォリオサイトの作り方をご紹介いたします!