漫画家さん必見!ポートフォリオサイトの作り方とそのコツは?②
漫画家必見!ポートフォリオサイトの作り方とそのコツは?①では、ポートフォリオサイト制作に便利なサービスをいくつかご紹介いたしました。
今回は、実際にたくさんの漫画家のポートフォリオを見てきた広告漫画制作会社の視点から考える、よりお仕事に繋がりやすい、効果的なポートフォリオサイトの作り方をご紹介します!
ポートフォリオに絶対に記載した方が良い内容って?
せっかくポートフォリオサイトを作るなら、仕事に繋がるポートフォリオにしたいですよね。 そのためには、ただ作品を載せるだけでは不十分といえるでしょう。
ポートフォリオを制作する際に注意しておいた方が良い点は、主に以下が挙げられます。
①制作年月日
②制作期間・使用ソフト
③見やすさ・作品の画質
④タッチの違う複数作品を載せる
①制作年月日
過去の制作物と直近の制作物を一緒に載せた場合、「あれ?この漫画家、作品のクオリティにだいぶばらつきがある…」なんて思われることも。
積極的に制作活動を行っていれば、作品は日々上達するものです。 また、長年絵を描き続けていれば、絵柄のタッチが少しずつ変わってくる方も多いと思います。
自分の今のスキルや絵柄を見て判断してもらうためには、その作品を制作した年月日を記載することを強くおすすめします。
長年制作活動を行っている漫画家の場合、「こんなに前から活動を続けているなら、慣れていそうで安心して頼める!」とプラスになることも!
②制作期間・使用ソフト
通常の漫画・イラスト制作にもいえますが、広告漫画の制作は特に納期がシビアなケースも多くなっています。
どんなにクライアントの好みのタッチでも、「納期の目安がわからないから依頼しにくい…」と思われてしまったら、お仕事の機会を逃してしまうかもしれません。
制作期間はタッチにも左右される部分ではありますが、ある程度その人の技量・スキルの判断にも必要なため、記載しておくと良いでしょう。
また、制作に使用したツールも記載することで、そのソフトをきちんと使いこなせているか?制作にあたっての知識レベルはどれくらいか?等の判断材料にもなります。
③見やすさ・作品の画質
見やすさは主にファーストビューの見栄え、作品がたくさんある場合はきちんとカテゴリ分けされているか、という点で大きく左右されます。
また、サイト全体の配色やデザインセンスも、クリエイターの印象を左右する大きな決め手の一つです。
前回のコラムで紹介した通り、様々なポートフォリオサイト制作のサービスがあるため、 自分に合ったサイト制作サービスを選んで、見やすくてより印象の良いポートフォリオサイトを作成するよう心がけましょう!
そして、意外と見落としやすいのが作品の画質。
ポートフォリオサイトは作品を主に見てもらうもの。せっかくの作品が、アップする時の不手際等で低画質になってしまったら勿体ないですよね。 こちらも自分が操作しやすい、また画像の大幅な圧縮がされにくいようなサービスを選ぶと良いでしょう。
④タッチの違う複数作品を載せる
ターゲットによって絵柄を変えたい広告漫画の場合は、特にタッチの豊富さが求められます。 題材に合ったタッチで制作できるか?という点も、スキルの一つとしてクライアントの判断基準になることも。
自分の得意なタッチを中心に、描けるタッチを幅広く載せると良いでしょう。
なお、自分の特徴的な絵柄が確立されていてそのタッチでブランディングしていきたい、ポートフォリオサイトにこだわりがあり統一感を出したい等、 必ずしもこの通りが自身のアピールにマッチするわけではありません。
自分が他者からどんな漫画家・クリエイターと思われたいのか?どんなお仕事を請けていきたいのか? 目指すゴールに合ったポートフォリオサイト作りが大切です。
ポートフォリオ=漫画家の顔であり、仕事に直結するもの
2回に渡ってポートフォリオサイト制作のコツをご紹介してきましたが、 実際に活躍されているクリエイター・漫画家さんのポートフォリオサイトを見てみるのも勉強のうちの一つです。
今回は、主に広告漫画制作会社として「仕事に繋がりやすい」という面でポートフォリオの作り方をご紹介してきました。
自分が漫画家・クリエイターとしてどうなりたいのか、自分がアピールしたいポイントややりたい仕事は何なのか、 改めて自分自身の作品や活動スタイルと向き合ってポートフォリオサイト作りをしてみてはいかがでしょうか?
マンガファクトリーのクリエイター募集でもポートフォリオサイトの提出が可能なため、 広告漫画制作にチャレンジしたい!という方は、ぜひご応募お待ちしております!